2020年10月31日 (土)
2020年10月30日 (金)
海岸にインバータを持って行きたい
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-7d8ff3.html
これの続きです。
海岸で流星分光を始めて
すぐに
VAIOの内蔵バッテリーの劣化が問題になりました。
自作のDC-ACインバータも進めていましたが
製品も手配していて
届きました。
来年3月までしか使わないけど、
以降も、これがあると便利と思うので買いました。
USB出力もあって、レンズヒーター・ナノトラッカー用のモバイルバッテリーが不要になりました。
AC100Vが使えるっていいです!
VAIOだけでなく、EOS Kiss X4とα7sもAC駆動に替えれば、これらのバッテリー劣化も無くなる。
2020年10月29日 (木)
海岸にインバータを持って行きたい
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-406ee9.html
これの続きです。
インバーターを持て行きました。
総重量は幾らだろう?自転車の限界に近くなってきました。
使ってみると
ACアダプタが一瞬しか動きません。
インバーターはうるさくファンが回っています。
調べたら
インバータへの過電圧入力で出力が停止していました。
バッテリーは16.8Vで充電します。
なので、満充電だとインバーターに16.8Vが印加されます。
インバーターの定格入力電圧は12Vです。
そこで、インバーターの過電圧保護動作を調べたら15V以上ありました。
それで、バッテリーを15Vで充電して使うことにしました。
放電済みのバッテリーを15V1Aで受電したら1時間もしない内に充電が終わった。
んーー、ほとんど空だ。。
2020年10月28日 (水)
2020年10月27日 (火)
海岸で撮影した星座
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-98b2a1.html
これの続きです。
昨日(26/Oct)に茅ヶ崎海岸で撮影した星座です。
CANON PowerShot S120の「星空モード」で撮りました。
へびつかい座。先日の「へびつかい座」は看板が写ってしまったので撮り直しました。
月と烏帽子岩、分かりにくいです。
月と火星、これは記念写真的な。
2020年10月26日 (月)
海岸で撮影した星座
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-485116.html
これの続きです。
昨日(25/Oct)に茅ヶ崎海岸で撮影した星座です。
CANON PowerShot S120の「星空モード」で撮りました。
夏の大三角
わし座
りゅう座
ヘルクレス座
へびつかい座
2020/9月の平博流星分科会の流星観測月報
9/1-9/30の同時流星の報告です。UO2を用いてQ1で解析しました。130個の流星軌道が求まりました。(spo 124, J5_sPe 5, J5_nuE 1)ほぼ全てがspoでした。
ULE_J6.csvで解析するとspo 117, J5_sPe 5, Iw_DAU 2, Iw_AOR 2, Iw_SPI 1, Iw_BAU 1, J5_nuE 1になります。
グランドマップを見ますと幾つかの長経路の流星が見えます。
一番長いのは(A)です。これは「20200928_035246」の流星でKN4_02, KN7_02の同時流星です。
B1とB2の流星は同じ流星ですが別な流星として報告されています。「20200905_013813,20200905_012814」でKN6_02, KN7_02の同時流星です。
2020年10月25日 (日)
2020年10月24日 (土)
MESAのインストール
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-763562.html
これの続きです。
>動きますた!15Msolのevolutionです。
前回の進化計算は、15Msolの前主系列星がZAMSになるまでで
サンプルの設定を実行しただけです。
そこで、設定をいじる事を試しました。
太陽質量のZAMSになるまで
太陽質量でZAMSからの進化計算
1Msolと1.1Msolの進化計算です。
2020年10月23日 (金)
海岸にインバータを持って行きたい
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-56bbdd.html
これの続きです。
海岸で流星分光観測をするには
UFOcapture HD用にPCが必要で、
VAIOが良いのですが
バッテリーが弱っていて40分程度で放電終止してしまいます。
そこで、DC-ACインバータを持って行こうと
真ん中のパーツを作りました。
左のバッテリーと右のインバータをつなぐコネクターです。
バッテリーは35Whです。
バッテリーの劣化やインバーター・ACアダプタ等云々全ての総合効率を含めて
50%しか使えなくても
VAIOが10Wの消費なら2時間以上も使えます。
5Wだとすると内蔵電池込みで5時間は観測出来ます。
てか、AC100Vが(矩形波ですが)使えるのは嬉しいかも。
2020年10月22日 (木)
2020/10/12の天体観測
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-02bb23.html
これの続きです。
茅ヶ崎海岸に行きました。
いつもはEOS Kiss X4で食連星の連続撮影と
CANON PowerShot S120で星座と脈動星の撮影ですが、
この日は更にSONY α7sとVAIOを持って行き
流星の分光観測もしました。
これが観測風景です。S120で撮影しました。
実は辺りは真っ暗で撮影するときも周囲が良く見えませんでした。バーベキューの看板の字も読めません。
でも、S120で撮影すると真昼のように写ります。すごいカメラです。
これは、星空モードと言うのにして、とにかくシャッターを押しました。
わし座と木星・土星です。こんなに簡単に設定も考えずに写ってくれます。
ちょっとzoomして火星と江の島の灯台です。
このカメラは、もう売っていませんが、お勧めです!
それで、VAIOを80%充電にして持っていきましたが
40分位しか動きませんでした。
新品の頃は3時間位は動いていましたが
だいぶ電池がくたびれています。
あと、先日買ったワイドビノ、これで星座散歩も楽しいです。この2倍の双眼鏡、星がよく見えます。
2020年10月21日 (水)
MESAのインストール
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-1f8805.html
これの続きです。
ちょっと前の事ですが、
動きますた!15Msolのevolutionです。
2020年10月20日 (火)
2020年10月19日 (月)
連星系・変光星研究会2020 ファーストサーキュラー
連星系・変光星研究会2020を2021年1月29(金)~31日(日)にオンラインで開催予定です。恒星に関する研究を広く扱う研究会で、例年プロ・アマ問わず多くの方が参加しております。興味をお持ちの方は是非ご参加ください。参加と講演の申し込みについてはセカンドサーキュラーでご案内します。
---------------------------------------------------------------
日時: 2021年1月29(金)~31日(日)(予定)
場所: リモート開催(zoom)
webサイト:
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/‾isogai/rensei2020/
開催趣旨:
本研究会は、連星系・変光星のみならず恒星全般をテーマとした会で、今回で26回目の開催となりました。過去に扱われた天体は食連星、激変星、超新星、フレア星、低温度星、原始星、系外惑星など、多岐にわたります。これらの天体の研究では、アマチュア天文家による小口径望遠鏡を使った観測が威力を発揮することが多々あります。そのため、本研究会では長年にわたり、理論・観測の研究者とアマチュア天文家との交流を行ってきました。今回も多様な参加者との議論・情報交換の場を提供します。
今回は京都での開催を予定していましたが、昨今の事情によりオンラインでの開催となります。そこで、京都を拠点に活躍する以下の方々をお招きし、招待講演を行って頂く予定です。
招待講演:(五十音順)
新井 彰(京都産業大学)「新星の偏光分光観測(仮)」
柴田 一成(京都大学花山天文台)「恒星の磁気活動(仮)」
前田 啓一(京都大学)「理論と観測から見た超新星(仮)」
申し込み締切(予定):
講演申し込み: 2021年1月8日(金)
参加申し込み: 2021年1月22日(金)
申し込みフォーム: 準備中
参加費:無料
集録:
研究会集録を作成しWebに公開します。紙版の作成・郵送も有料(2000円)で予定しております。
世話人:
野上 大作(京都大学、世話人代表)、磯貝 桂介(京都大学)、
高妻 真次郎(中京大学)、鴈野 重之(九州産業大学)
お問い合わせ: rensei2020[あっと]googlegroups.com
MESAのインストール
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-e24f28.html
これの続きです。
PCを買い替えたのでMESAを動かせるスペックが得られました。
MESAのインストールはMESAのホームページを参照します。
http://mesa.sourceforge.net/
まず、SDKのインストールですが、その前に必要なライブラリを入れておかないといけないです。
そのために synaptic をインストールします。
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-00be99.html
SDKに必要なライブラリは、
ここに書いてあるパッケージを全て synaptic でインストールします。
SDKのインストールは mesasdk をどこに置いたかでコマンドを書き直す必要があります。基本形は以下です。
# set the path to the SDK:
export MESASDK_ROOT=~/mesasdk
# Initialize the SDK (also checks compatibility):
source $MESASDK_ROOT/bin/mesasdk_init.sh
MESAのインストールもSDKと解凍したmesa-r12778をどこに置いたかでコマンドを書き直す必要があります。基本形は以下です。
# set MESA_DIR to be the directory to which you downloaded MESA
export MESA_DIR=/Users/jschwab/Software/mesa-r12778
# set OMP_NUM_THREADS to be the number of cores on your machine
export OMP_NUM_THREADS=2
# you should have done this when you set up the MESA SDK
export MESASDK_ROOT=/Applications/mesasdk
source $MESASDK_ROOT/bin/mesasdk_init.sh
私は home に mesasdk と mesa-r12778 を置きました。コマンドは以下になります。
SDKのインストール
# set the path to the SDK:
export MESASDK_ROOT=~/mesasdk
#itialize the SDK (also checks compatibility):
source $MESASDK_ROOT/bin/mesasdk_init.sh
MESAの環境
# set MESA_DIR to be the directory to which you downloaded MESA
export MESA_DIR=~/mesa-r12778
# set OMP_NUM_THREADS to be the number of cores on your machine
export OMP_NUM_THREADS=2
# you should have done this when you set up the MESA SDK
export MESASDK_ROOT=~/mesasdk
source $MESASDK_ROOT/bin/mesasdk_init.sh
MESAのインストール
nga@ubuntu:~/mesa-r12778$ ./install
SDKとMESAの環境設定は(今の所)毎回手作業で行うようになります。以下です。
export MESASDK_ROOT=~/mesasdk
export MESA_DIR=~/mesa-r12778
export OMP_NUM_THREADS=2
export MESASDK_ROOT=~/mesasdk
source $MESASDK_ROOT/bin/mesasdk_init.sh
2020年10月18日 (日)
臨時の流星物理セミナー → 中止
臨時の流星物理セミナーを12/6に行う話がありましたがコロナの状況から中止になりました。。
そこで、日本流星研究会の柳さんの方で2回のzoomを行う事に話がかわりました。
>2020年10月31日(土) 18時~
> 「雑談会」:情報交換やコミュニケーションの一助となれば幸いです
>
>2020年12月6日(日) 13時~17時
> 「研究発表会」
わたしは「研究発表会」の方で10/11に行われた流星電波懇談会で報告した「電波と光学の同時流星」の話をしようと思います。
この発表は先行研究をいっさい調べずに自己流でレポートにしました。
その結果、流星電波懇談会でご助言を頂いて
もし間に合えば追記や変更をしたいとは思いますが
懇談会以降は、ずっとMESAをやってて、、
今月は時間が無さそうです。
2020年10月17日 (土)
2020年10月16日 (金)
2020年10月15日 (木)
2020年10月14日 (水)
地球よりも住みやすい惑星
https://www.liebertpub.com/doi/pdf/10.1089/ast.2019.2161
より
条件がたくさんあって
主なものは
K型星は寿命が長い200-700億年
惑星は地球より少し大きい方が良い、熱源・地熱
惑星年齢は50-80億年、磁場が無くなってない
KOI-5715.01 が良いそうです。
そこの土地を買おう!
2020年10月13日 (火)
2020年10月12日 (月)
海岸で食連星の測光観測 と ワイドビノ
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-d879c1.html
これの続きです。
10月5日は夕方になって急に晴れて
GPVを見ると20時頃まで晴れそうだったので
急遽、海岸に自転車で出かけました。片道20分。
今回は南西にいたV566 Ophを撮影しました。
ワイドビノって使えるのか?心配でしたが
すごくすごいです。
星が見えない薄明中に北極星が見えました。
赤道儀の設置も簡単に出来ました。
次はへびつかい座のαを探さないといけないのですが
これもワイドビノの威力で簡単に見つかりました。
その方向にカメラを向けて広角で撮影してV566 Ophの位置を確認して
カメラ方向を微調します。
望遠にしてV566 Ophが中心付近にいることを確認したら
連続撮影開始です。
なんとも簡単でした。
50x7の双眼鏡は使いませんでした。
メガネを近距離と遠距離の2つ持っています。生活は近距離でしていて星を見るには遠距離と交換しながら星図確認・星座確認します。でも、今回は遠距離メガネは使いませんでした。
あと、カメラのアクセサリーシューに望遠鏡用のファインダーを付けて目的星の確認をするのですが、これも使いませんでした。
荷物が多くて減らしたいなーと思っていました。減らせそうです。
観測風景です。
CANON S-120で撮影しました。星とカメラが一緒に写っています。
このカメラ、暗い所の撮影に威力があります。流星観測にも使えそうです。RAW保存も出来るので変光星観測をしました。
対物分光をやってみましたが1等星は写りませんでしたので分光には不向きっぽいです。
荷物が減りそうですのでα7sを持って行けば流星分光が出来ます。
2020年10月11日 (日)
第20回連星勉強会のご案内
2020/11/8(日) 13:00から長くて17:00頃まで
1.PW Gemの光度曲線から軌道を考えてみる
2.中村先生よりPW Gemに関連して
3.清田さんより変光星関連の話題
時間があれば下記も行います。
5.極小時刻を求めるプログラムの紹介
6.連星の「絵」を描くプログラムで連星を作ってみる実習
「変光星や食連星に関心がある」
「この集まりってどんな会?」などなど
関心のある方はzoomのID・passwordをお送りしますので
私宛にメール下さい。pxs10547(at)nifty.ne.jpです。
2020年10月10日 (土)
ワイドビノを買った
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-bf4f60.html
これの続きです。
ベランダで設置済みの望遠鏡をGOTOで使っていると
こういうのは要らないです。
今しばらくは海岸に出て食連星の観測をしようとすると
空が明るくて星座がよくわかりません。
オペラグラスじゃ非力だし、双眼鏡じゃ視野が狭い
なので、買いました。
これケース付ですが、ピントを合わせるとケースに入らない。
2020年10月 9日 (金)
いて座に新星が出現
vsolj-news 369: V6593 Sagittarii = Nova Sagittarii 2020 No. 4
VSOLJニュース(369)
いて座に新星が出現
著者:前原裕之(国立天文台)
天の川銀河の中心方向に見えるいて座の中にはこれまでに多数の新星が発見されています。今年に入ってからだけでもいて座の中にはすでに3個の新星が発見されていますが、10月2日に4個目の新たな新星が発見されました。新星を発見したのはBrazilian Transient Search (BraTS)のグループで、10月2.980日(世界時; 以下同様)に、口径28cmの望遠鏡で撮影した画像から、いて座の中に11.1等の新天体を発見しました。この天体の正確な位置は
赤経: 17時 55分 00.00秒
赤緯: -21度 22分 40.1秒 (2000.0年分点)
です。
この天体の分光観測は10月4.75日に南アフリカのSALTを用いて行なわれ、この天体のスペクトルにP Cygプロファイルを持つ水素のバルマー系列や中性酸素、一階電離した鉄、中性ナトリウムの輝線がみられることが分かりました。このようなスペクトルの特徴から、この天体が極大光度直前ごろの古典新星であることが判明しました。
VSOLJに報告された観測によると、この天体は10月5-6日ごろには10等級まで明るくなりました。この新星にはいて座V6593という変光星名がつけられましたので、観測報告をする場合はこの名称をお使い下さい。
2020年10月9日
新星の画像(清田さん)
http://meineko.sakura.ne.jp/ccd/PNV_J17545999-2122401.jpg
参考文献
CBAT "Transient Object Followup Reports": PNV J17545999-2122401
CBET 4865: V6593 SAGITTARII
Aydi, E., et al., 2020, ATel #14064
海岸で食連星の測光観測
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-51629e.html
これの続きです。
9/21にRZ Casの観測に行きました。
観測は失敗でした。
1.北天低空は茅ヶ崎市の明かり
2.ナノトラッカー故障
ナノトラッカーを買いました。
USBで受電出来ます。
前に使っていたのは、これが無くて改造して使っていました。
10/1にu Herの観測をしました。
西の空ですが日没直後の観測で空が明るかったです。
Gイメージはこんな感じです。写ってはいますがカウントが小さいです。
Rはカウント値が低すぎて測定は出来ませんでした。
BとGのイメージを測定して標準システムに変換しました。
左がB、右がVです。
Bの観測はじめは明らかに明るすぎます。薄明の影響と思います。また、薄明中でしたので50mmレンズで15秒露出にしました。30秒以上にしないとバラツキが増えてしまいますが画像が真っ白になってしまいます。
判定のためにcGでも測定しました。
Bの前半とVの明るい個所を削除して
B, V, cGを重ねると
VとcGは差が少ないので重なってしまいます。
±0.1等以下で測定出来ました。
2020年10月 8日 (木)
ホームランバー
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-72ac9f.html
これの続きです。
一塁、二塁、三塁が揃いました!
さて応募しようと
応募要項を見たら
4ポイントで一口って書いてあって
二塁は2本持ってるし、一塁はたくさん持ってます。
なので、すでに3口以上集まってました。
2020年10月 7日 (水)
Some Binaries
V1097 Herに8/9のIohさんの観測を追記しました。この系もO-Cの解析をしました。Mzmさんの大きなO-CのズレとこのIohさんの観測は同じようなO-Cに見えます。V1073 HerとV1097 HerのO-Cには注目したいです。
http://eclipsingbinary.web.fc2.com/V1073Her_V1097Her_O-C_202007.htm
V1146 Herです。8/23は6/1よりちょっとズレた位相を観測されて極小のボトム付近で観測が終了されています。
V1173 Herは周期が0.27日のEWでTASSが発見した食連星です。こういう光度曲線、いいですねー。
V1238 HerにKaiさんの観測と8/11のIohさんの観測を追記しました。測光方式の違いでVとcGで重ならないです。仕方がないです。
V342 HerはEB型の食連星ですが主極小の形状が変化しているかも知れません。2002/3/19と2016/2/18はパーシャルで2020/8/25が金環のようです。
流星のTV観測と電波エコー観測
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-6b056c.html
これの続きです。
線電子密度の測定をしました。
このようになりました。
この結果を結論に追記しました。
2020年10月 6日 (火)
Some Binaries
AK Herは磁気活動が活発な連星、と言う記憶があります。食は皆既になったり部分になったりしています。星表面の模様か星周物質の影響かも知れません。最初の観測は1983年の私の観測ですが観測野帳には「b1 1c」と言う記録で、今となってはbとcがどの星なのかわかりません。なのでVSOLJには報告が出来ないです。
DQ Herです。Kisさんの観測を追記しました。と言いますか、Kisさんが初観測かと思ったら、Mhhさんが観測されていました。
HS Herです。これは、間違いなくoEAです!。こういうの、ここに書くだけじゃダメですよね。レポートにした方がいいですよね。
SZ HerにIohさんの3色測光を追記しました。
V1073 Herです。6/26のMzmさんの観測で予報より急に極小が遅くなり、O-Cの解析をした系です。今回のIohさんの8/5の観測はO-Cが減少している方向に極小があります。
http://eclipsingbinary.web.fc2.com/V1073Her_V1097Her_O-C_202007.htm
Pulsar Timing Method
人類が最初に発見した系外惑星は
1992年、PSR B1257+12(Pulsar)を周回する惑星とされてます。
このパルサーのパルス周期が周期的変動をしていました。
これはパルサーが別な天体との共通重心を公転しているのが原因です。
光で言う、LTEと同じ原理です。
激変星の食を観測してO-CカーブからLTEを発見して「惑星が有る」と言う発表が有ったりしますが
降着円盤の密度の濃い部分と間違えている様です。
このパルサーの惑星もそーではないのだろうか?
中性子星って超新星爆発したって事ですよね。
星周物質にmassの塊があるのでは?とも思います。
2020年10月 5日 (月)
2020年10月 4日 (日)
2020年10月 3日 (土)
隙間から
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-64aa0d.html
これの続きです。
>隙間もいずれ塞がれる。。
塞がれました。赤枠のエリア。
流星スペクトル観測は閉ざされました。
Some Binaries
DK Cygに2018/9/15, 2020/9/14のKaiさんの観測と2020/8/17のIohさんの観測を追記しました。2018/9/15のKaiさんの観測は28cmにCCDで観測されています。主極小は金環食で副極小は皆既食です。これだけでsub classを判定するとtype-Aになります。
KR Cygに8/21のIohさんの観測を追記しました。こちらはEB型の食連星です。食連星のおおよそ半数がEAでおおよそ半数がEWですのでEBは少数派です。EAをDとする説明を見かける時がありますが近接連星のおおよそ半数がSDでおおよそ半数がContactです。
MR CygにIohさんの観測を追記しました。VSOLJデータベースにはIohさんの観測しかありません。私の1993年の写真観測は日本変光星研究会に報告しています。他にもVSOLJ-OBSには投稿せずに日本変光星研究会だけに報告している物もありますがVSOLJデータベースに載ることは無いのだろうか?
V1191 Cygと言うEW型の食連星です。Iohさんが観測されています。主極小だけ皆既でしょうか?
V2477 CygはSizさんの観測だけでしたが、今年になってIohさんとKaiさんの観測がたくさんありました。KaiさんはUGEMで測定されています。UGEMですとこのように明るくなったり暗くなったりする事があり光度曲線が重ならない時があります。原因は様々です。私の経験では画像を見ていない事に起因する場合が多かったです。
2020年10月 2日 (金)
流星の電波エコー、まとめ
流星は長い線上のプラズマを残します。
ここに地上の電波が当たると反射して流星電波エコーとなって観測されます。強い指向性があります。
フレネル反射と言う機構によって線長の中心から特定の長さの範囲の反射波が観測出来ます。
それ以外は反射波同士が打ち消してしまいます。
その長さはプラズマまでの距離と観測波長で決まります。
電子密度によって散乱機構は2種類に分かれます。
線電子密度(q)は1m当たりの自由電子の数(m-1, 個/m)
体積電子密度(N,ne)は単位体積当たりの自由電子の数(m-3, 個/m3)
線電子密度と流星の光度・速度関係
Mr=qv
Mr:流星の光度
q :線電子密度
v :対地速度
散乱機構によって異なるエコーとなります
体積電子密度(大)
線電子密度が10-14個/m以上
オーバーデンスエコーとなって電波は全反射される
時間とともに反射領域が成長しロングエコーになる
エコー継続時間の対数と光度にリニアな関係あり
体積電子密度(小)
線電子密度が10^14個/m以下
アンダーデンスエコーとなり、各々の自由電子で反射します
エコーは急速に弱くなる
高度が高いほど風が強くてプラズマ帯(飛跡)は拡散される
この時、運動でドップラーシフトするとエコーは周波数方向に広がる
風で拡散されると反射が複雑になり広範囲に反射される
2020年10月 1日 (木)
10月の明るい食連星の極小予報
星名 日 時刻 高度
HERu 1 18.6 60
CASYZ 1 19.5 41
OPHV0566 1 21.1 24
TAUHU 1 22.1 17
CETAA 1 25.4 31
CMAIS 1 26.1 10
SGRV3903 2 19.2 23
OPHV1010 2 19.6 15
LACAR 2 22.9 66
AURAR 2 24.3 42
CETAA 2 27.1 23
LIBES 3 18.1 15
HERu 3 19.9 44
TAUHU 3 23.5 35
AQRDX 3 24.9 12
HERRX 4 18.2 63
OPHV1010 4 19.2 17
CASRZ 4 22.3 47
LACAR 4 22.5 69
TAUlambda 4 23.4 39
AQRDX 4 23.6 24
PSCSZ 4 25.6 30
CMAIS 4 28.2 23
SGRV0505 5 18.3 39
VULRS 5 20.6 54
HERu 5 21.1 28
AQRDX 5 22.3 33
PEGEE 5 23.8 36
TAUHU 5 24.8 53
CASRZ 5 27.0 53
CMAR 5 28.0 30
TAUCD 5 28.4 73
CEPGK 5 29.8 19
OPHV1010 6 18.8 20
OPHV0566 6 19.1 43
AQRDX 6 20.9 37
CETAA 6 21.2 13
LACAR 6 22.1 71
SGRV0505 6 22.7 12
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