2020年9月30日 (水)
ミラカメラで他の変光星を測光する計画
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-747203.html
これの続きです。
画像を調べたら。。。
U Ophしか写っていませんでした\(^o^)/
しかも、日没直後でskyが真っ白です( ;∀;)
2020年9月29日 (火)
2020年9月28日 (月)
9/21のRZ Cas観測
9/21に茅ヶ崎海岸でRZ Casの観測をしました。極小予報は18:43でした。
17時半頃まで用事があって、大慌てで自転車で海岸に行きました。
世間は4連休、海岸は人だらけでした。日没して人は減りましたが
数名の規模の集団が数個の塊で海岸に残って夜を楽しんでいました。
キャンプ用品を持って来ていて「眩しい」です。でも、木星が写ってます。
真上は
夏の大三角
これは19:00のRZ Casです。極小で暗すぎて写っていません。
この海岸には明け方に来る場合が多いですが、夕方は天体観測には不向きでした。
RZ Casは北の空で低空で、海岸の北側は茅ヶ崎の明かりで星が見えません!
途中で気が付きました。追尾していません。ナノトラッカーが故障しています!
左の本体(メカ)は壊れていない感じです。
モーターの故障の可能性はありますが、右のコントローラの故障っぽいです。
パルスが片方しか出てない感じです。
でも、断線も半田不良もありません。
PICマイコンが触れない程、熱いです。
PICマイコンのポートかモーターのドライバICの故障っぽいです。
こりゃ、直せん。
自宅観測が出来なくなって海岸に行きました。色々と課題が見えました。
2020年9月27日 (日)
Some Binaries
CN AndにIohさんの観測を追記しました。5年ぶりの観測で極小が早くなっている事がわかります。
V483 Andです。とても歪が多いいのでしょうか?
OO AqlにKaiさんの2つのcG band測光を追記しました。cGはVではありませんので解析をするならば調べておく必要があります。他のV等級の観測と重なっていませんがそれは気にしなくても大丈夫です。私の持っている3種類のCAMONのカメラはVと思って解析しても良いことを確認済みです。ただし、私の所ではVとcGの差異よりも測光精度が悪いのでこのような結果になりました。
V1695 AqlにIohさんの観測を追記しました。今までは私しか観測していませんでした。ベルナードさんの発見した変光星で最初はASAS193822-0332.6として観測していましたが、今はV1695 Aqlです。振幅の小さな変光星のようです。
7/31のKaiさんの観測を追記しました。2003年から観測が始まっていますが、最近はO'Connell effectが減ってきているのだろうか?
2020年9月26日 (土)
2020年9月25日 (金)
連星勉強会 on Zoom
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-3d0242.html
これの続きです。
10月4日(日) 14:00からの連星勉強会。
件数が多いのと、前回の日心補正が途中でしたので続きをやる事にしました。
※実習にはwindows PCが必要です
1.日心補正の実習
2.「連星系の食の周期変動を探る」これを教材にして勉強会
同時に岡崎先生よりケプラー衛星データを使ったEW型連星について
http://www.astro-wakate.org/ss2015/web/file/torape/shohtai/kouduma.pdf
3.PW Gemの光度曲線から軌道を考えてみる
minI = 2456731.278+196.9158xE
minII= 2456736.102+196.9158xE (phase 0.0245)
以下は次回以降になると思いますが時間があれば行います。
4.極小時刻を求めるプログラムの紹介
5.連星の「絵」を描くプログラムで連星を作ってみる実習
10名程度の小規模な勉強会です。食連星を勉強したい人は簡単な自己紹介文を添えて私にメールをお願いします。メールのタイトルに「連星勉強会参加希望」を入れてください。
メールアドレスは私のホームページに記述があります。
http://eclipsingbinary.web.fc2.com/index.html
流星のTV観測と電波エコー観測
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-b4dda3.html
これの続きです。
来月の流星電波懇談会のスライド
一通り、完成しました。
最終ページの「結論」は、
これ
2020年9月24日 (木)
2020年9月23日 (水)
THE FUTURE OF THE ORION CONSTELLATION
ちょっと話題が古いか?
A new video, based on measurements by ESA's Gaia and Hipparcos satellites, shows how our view of the Orion constellation will evolve over the next 450 000 years.
2020年9月22日 (火)
V573 Lyrの元期が分からない
V573 Lyr
GCVS770798
BD +40 3354
GSC 3108.01692
ROTSE1 J182301.05+400833.0
ROTSE1 J182301.06+400833.1
Mzmさんが観測されて
O-Cを求めたいので
周期・元期を探しました。
GCVSに載っていれば、それを使いますが記述されていません。
O-Cは周期変化を知る目的で発見論文の周期・元期を使います。
以下が調べた論文、時系列順です。
1番目
R. Diethelm, IBVS No. 5060, 2001.
O'Connell効果のある食連星と報告される。周期の記述はあるが元期は無い。
周期は0.8706(2)日
2番目
2003年のnamelistでV573 Lyrとなり
3番目
2006年に「A catalogue of eclipsing variables」
Malkov, O. Yu.; Oblak, E.; Snegireva, E. A.; Torra, J.
2006A&A...446..785M
Online MaterialはGCVSで周期・元期はブランク
4番目
2006IBVS.5731....1H2006/11
Photoelectric Minima of Selected Eclipsing Binaries and Maxima of Pulsating Stars
Hubscher, J.; Paschke, A.; Walter, F.
ここで極小時刻の観測報告。元期不明なのでO-Cは計算していない
5番目
2007/10
BRNOの観測報告
6番目
2009SASS...28..107W2009/05
Revisiting the O'Connell Effect in Eclipsing Binary Systems
Wilsey, Nicholas J.; Beaky, Mathew M.
ここに光度曲線が示されている。大きな歪。周期・元期の記述無し
7番目
以降、有料のため、読めない
2020年9月21日 (月)
流星のTV観測と電波エコー観測
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-83bfc4.html
これの続きです。
>速度や光度など、おおむね数に相関がありますが
>継続時間は相関が無いって事がわかりました
平博流星分科会のTV観測(光学観測)と私の電波観測の結果がまとまりました。
これは絶対等級と電波エコー継続時間の関係図です。
明るい流星はロングエコーになりますが、暗いと相関が無くなります。
また、このグラフではありませんが、流星が明るいと電波エコーとして観測されるわけでもありません。
一番の成果は発光継続時間とエコー時間の関係でした。相関はありませんが、特徴がありました!
10月11日の流星電波懇談会で報告します。と言ってもclosedな会なので
次回の流星物理セミナーで発表すれば資料公開されます。
2020年9月20日 (日)
連星勉強会 on Zoom
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-8217d8.html
これの続きです。
8月に連星勉強会をzoomでやってみました。
引き続き、zoomでやることになり
次回は 10月4日(日) 14:00から となっています。
(参加希望の方はご連絡ください)
今の所、アジェンダは、
1.「連星系の食の周期変動を探る」を教材にして勉強会
同時に岡崎先生よりケプラー衛星データを使ったEW型連星
http://www.astro-wakate.org/ss2015/web/file/torape/shohtai/kouduma.pdf
2.PW Gemの光度曲線から軌道を考えてみる
3.極小時刻を求めるプログラムの紹介とKW法
4.連星を描いてみる
※4件は多いかなー
「連星を描いてみる」では
こんな「絵」を描きます。パラメータを変えれば SD型 の連星も描けます。
PW Gemの所のスライドが出来ました。
2020年9月19日 (土)
秋の天文学会より
重力崩壊型の超新星のセッションから始まりました。
次は「フレア」でした。最近はフレアーの研究が多いです。
それで、
この2つの関係が分からない
スーパーフレアも太陽フレアもHαのEWでフレアが見えて、その後はEWが一時的に減っています。
V388 Casなどのフレアーのモニター観測ではHαの増光が2回あります。
この2つの発表を重なて、どこがどこと同じPhaseなのか?
EWが一時的に減っている部分はイジェクターがこちらに向かっているからだそうです。
Hαの増光が2回ある方の観測もスペクトル線のディテイルにはブルーシフトが見えているのだろうか?
にしても、おもしろいと思ったのは
連続光では2回目の増光が見えなかったり、フレアそのものが見えなかったりするそうで
現在、接触連星の測光をB,V,IcでやってますがHαフィルターも買って4色にしてみようか?
あるいは低分散と測光を、両方やる?。。
どなたも触れていませんでしたが、フレアーってUVのエミッションの方が多いですよね。
話は変わって
ダイナモ活動のパラメータにロスビー数を用いるそうで
でも、対流層の回転って、わたしには見いだせないなー。これも接触系で応用できないか??と思ったけど。
次は、AGB~post AGBあたり発表に変わりました。
O-richとC-richは質量で決まってしまうのか。
2020年9月18日 (金)
2020年8月の変光星観測月報
先月は 18夜 / 49星 / 7906測光 でした。
長梅雨が終わって 8月 はいっぱい晴れて18夜も観測が出来ました。
極小観測は 89個で 過去最高でした。
測光数の所で2018年12月が特に多いです。これはUGEMで測光した頃で、たくさん測定していましたが
極小観測では先月の手作業での測光の方が多かったです。
2台の望遠鏡で一晩中の自動観測が出来て、測定も手作業で慎重に行った結果です。が、
晴れが多かったものの、実際の画像には雲が多くて測定のバラツキが多かったです。
先月はα7s用に買ったPCが壊れてしまって
手持ちのPCで UFO capture HD2が、まともに動くPCはメインで使っている VAIO しか無くて
仕方がないので 20万以上 使って、新規でメインのPCを買って VAIO をα7sでの流星のハイビジョン観測にまわしました。
このハイビジョンの観測は現在でも難航していますが
明るい流星なら高分散分光が出来るようになりました。
まだ、UA2解析は出来ていませんが、それなりに満足です。
今月は高分散のスペクトル解析をしよう。。とも思っていますが
その前に流星の電波と光学の同時観測の分析です。
来月の電波懇談会で発表しようと整理中です。
おもしろい結果が見えてきました。
しかし、今月からマンションの修繕工事で来年3月まで観測が出来ません。
海岸まで自転車で行って。。と思っていましたが
スッキリ晴れなくて、ぜんぜん行けてないです。
2020年9月17日 (木)
2020年9月16日 (水)
2020年9月15日 (火)
α7sで流星分光をはじめる
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-65a4d9.html
これの続きです。
鉄流星かな?と思われる 8/11 21:42:56 の流星スペクトルを再解析しました。と言っても一次処理までです。
これはγ補正・波長校正・分光感度補正後のスペクトルです。
こちらがスペクトルグラフです。とりあえず、ここまでです。
2020年9月14日 (月)
α7sで流星分光をはじめる
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-b9b5b6.html
これの続きです。
9/8 21:53:05 の明るい流星のスペクトルを処理しました。
これはγ補正・波長校正・分光感度補正後のスペクトルです。
こちらがスペクトルグラフです。
とりあえず、ここまでです。Fe輝線が見えています。
2020年9月13日 (日)
2020年9月12日 (土)
2020年9月11日 (金)
私のα7sの問題。。
UFO capture HD2で流星(流星分光)観測が出来ません。
夏になって熱雑音が増えて
星よりノイズの方が大きくなっています。
信号よりノイズの方が大きいので
何をしても星なんか写りません。
それでも、明るい流星は観測できるだろう、と言うことで
あきらめていないです。
赤点線内の値を適切なものにしないといけないのですが
なかなか難航しています。
ただ、室内でしつこく弄っていて、赤線丸の2か所だけでも何とかなりそう。
DLratioを上げてゆきノイズを無くして、
SMlevelを上げ下げして検出感度を決める。ノイズを検出しない値にする。
あと、星(信号)よりノイズの方が大きい場合って
もしかしたら、MinL-M(ノイズの最低値)の値で星だけを検出するように出来るのかも知れない。
2020年9月10日 (木)
Home Page 更新
http://eclipsingbinary.web.fc2.com/sun_index.html
Galleryの太陽黒点に6~8月の写真を追加しました
黒点位置のグラフを見ても
新しい活動期に入った事が良く分かります。
2020年9月 9日 (水)
α7sで流星分光をはじめる
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-fd620b.html
これの続きです。
最初に 8/11 21:42:56 の流星が撮れました。
そして、昨夜
9/8 21:53:05 に明るい流星のスペクトルが撮れました。
この二つ、様子がぜんぜん違います。
昨夜の9月の流星は Na がハッキリしていて、 MgとFe の輝線も見えています。Naがリッチのようです。
で、8月の流星は何だったのだろうか?
これって、鉄だけ みたいです。
この時、波長決定もしていますが、どの輝線を使ったのか?
MgもNaも無い。
流星のTV観測と電波エコー観測
流星のTV観測と電波エコー観測の同時流星を集計しています。
流星のTV観測(光学観測)は平塚市博物館流星分科会の観測を使っています。
これは平塚市を中心に南の海上にカメラを向けています。
電波観測は私の観測を使っています。
私の電波観測も指向性のあるアンテナを南の海上に向けています。
アンテナの指向性って、あるにはありますが、
光よりもかなり波長が長いので山や建物なの散々反射して本来の電波源の方向が分からない物も含まれます。
まるで、チェレンコフ光みたいですね。
光学観測で7月8月に800個の同時流星を見つけました。
その中で電波と光学の同時流星は 2% でした。
「電波と光学は違う」と流星界ではささやかれますが
このように数字がそれを示しています。
速度や光度など、おおむね数に相関がありますが。。。継続時間は相関が無いって事がわかりました。
また、集計を始めたばかりで説得力のある資料を作成中です。
10月11日の流星電波懇談会で報告します。