UGEM
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/ugem-5.html
これの続きです。
金田さんよりアドバイスで。 設定は
・FNINで適切な星認識パラメータを探す
・FTAIで整約する
FNINはビジュアルに星検出の様子がわかり、それなりに設定出来そうです。
では、FTAIは、、、
今度は、
チップは 22.7x15.1mm だから焦点距離は28.5mmとなる。
もし、APS-Cサイズだと焦点距離は29mmとなる。
28.5mm と 29mm も試したけど両方ともダメでした。整約エラーが取れないです。
教わったポイントは(広角の設定は焦点距離ではなく)
「使用等級」を下げてみる
「棄却残差」を1ピクセル(秒)かその2倍
「マッチング誤差」を10とか大きくしてみる
なので、上記の3つも変えながらFTAIをやりましたがエラーが取れないです。
このシステムを学生さんに渡して「はいどうぞ」とするには、整約エラーのノウハウを見つけてまとめないといけないのですが見つけられないです。
追伸
広角に関してアドバイスが来てました
・広角は歪があるので難しいかも知れない
・棄却残差をすごく大きく 30~60とか
・コンタミ増える、明るいものだけのvarlistにする
棄却残差を10で固定しているので大きくしてみよう
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/v888-mon-87e2.html
これの続きです。
MTGのレポートです。
日時場所:2018年7月22日 工学院大学 新宿校舎 A-0471教室 10:00-17:00
出席者
中村泰久(福島大学名誉教授)、岡崎彰(元群馬大)、杉本芳秋(元相模原市博物館)、西城恵一(元国立科学博物館)、斉藤啓子(平博 天体観察会)、荒井菊一、工学院大自然科学研究部:上利優斗、中林庄、薄出光一、佐藤裕太、東京理科大天文研究部:宮本将成、細川透、VSOLJ:清田誠一郎、鈴木仁、永井和男
V888 Monのスペクトルタイプ ----------------- 永井
A型で間違いないがA5なのかA6なのか解析する
温度や色指数の情報はカタログに無いか?
V888 Monの周期解析 ------------------------- 永井
min=2454573.809+2.549613 これになりました
V888 Monの周期解析(★印の所) --------------- 岡崎先生
光度曲線のテンプレートを作ってフィットさせる事で
観測が少なかったり、ボトムからの観測でも極小時刻が決定できる
The Program Star Selection in Bright ECL --- 永井
PP Del, V481 Pegになりました
観測報告は以下のいずれかでお願いします
vsolj-obsに投稿
このMLに投稿
永井宛にメールで送る
観測面の話(AstroImageJを使った測光例) ------ 永井
AstroImageJとAIJ_vstar_measureを使った天体測光は、
ここから ソフトウエアとマニアルがダウンロードできます
http://eclipsingbinary.web.fc2.com/dload-1.html
下の方の「42.AstroImageJとAIJ_vstar_measureを使った天体測光 Ver1.10」です
Phoebe続き or 論文紹介 --------------------- 中村先生
(主に)Phoebe2の課題を紹介
大気圏外の高精度測光に対応させるに新たな物理現象を組込むとの事
論文紹介 ----------------------------------- 岡崎先生
NSVS 2569022: a peculiar binary among the W UMa stars with extremely small mass ratios
低質量比の接触連星でq=0.077が見つかった
NSVS2569022, fillout 0.014, T1=6100K, Total eclipse
話題提供 ----------------------------------- 清田さん
γPer, KIC 9832227, いて座マイクロレンズ
第2回新天体捜索者会議 https://www.nayoro-obs.jp/stellanova2018/
次回の第09回 連星勉強会は 10月14日 工学院大学 新宿校舎 です。
V888 MonのWDcode解析
宿題 ------------------------------------- 永井
(スペクトル型、カタログの温度)
光度曲線規格化の実演 --------------------- 永井
初期値決定各自の手法 --------------------- 中村先生・岡崎先生・永井
(今月中に解析用の光度曲線をメールで送ります)
観測面の話
共同観測星中間報告 ----------------------- 永井
(PP Del, V481 Peg 測光結果)
天体測光基礎 ----------------------------- 永井
(光電測光の解析手順を示して測光の基礎を知る:単色のナチュラルシステムまで)
AstroImageJによる差測光 ------------------ 下地さん
論文解説の続き ----------------------------- 岡崎先生
Phoebe続き,論文紹介続き -------------------- 中村先生
GAIAデータ利用方法 ------------------------- 岡崎先生
話題提供 ----------------------------------- 清田さん
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/ugem-4.html
これの続きです。
整約エラーが解決できなくて諦めていましたが
金田さんに画像をお送りする機会が得られて
解決しました\(^o^)/
まず、焦点距離ですが、
ズームレンズをぐるっといっぱいに回して28~105mmのレンズなので105mmだろうと思っていたけど
実測で119mmだったそうです。
それと、
画像は10等位までしか写っていないので「使用等級」が10
星像がデカくて「星認識・最低画」が35
との事で、この設定に変えて測定してくれました。
あと、
出てきた測光値が鵜呑みにできなくて
これをそのまま報告出来そうには無いところです。
明るく変光星が写っていて、赤四角と一致していても、最微光以下になります。
周辺減光が大きい画像でテストしたのでその影響かと考えています。
今回、金田さんに助けて頂きました。でも、
その前にFTAIを自分でもやってみて整約エラーが解決できなかったので
学生さんに使って頂くには自分が指導するレベルにはぜんぜん達していないです。
このあたりが、自分の課題です。
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/tv-e996-1.html
これの続きです。
実は凄いのが撮れてまして、、
以下はフレーム毎をjpegにしたもの
ほかの人と同時流星だったので軌道も求まります。
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/ugem-3.html
これの続きです。
整約エラーって出るので
違う星でやっても同じでした。。
やっぱ、105mmレンズじゃダメなのかな~
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/ua2-profile-e8a.html
これの続きです。
これまでで概ねカメラの向きと観測地プロファイルは
概ね、合っています。
でも、カメラは風など色々な理由で動いてしまいます。
このようなちょっとしたズレに対しては
Mask Editor → link → auto link → adj pos all
これを何度か実行すると改善されます。
調整が終わったら、いつものように
save P
で保存して、
その後、それを読み込んで read Dir をします。
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UFO capture V2 の 感度調整
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/ufo-capture-v2-.html
ここでsintillation maskの設定方法をまとめました。
UFO captureではリアルタイムにモニター画像を見ながら適正値を決められます。
これでよし!
と思ってほったらかしでしたが
グレーティングを入れた時に設定を変える必要がありました。
ずっと忘れて三ヶ月も経った。
UFO Analyzerで解析をしている最中におかしい事に気がついた。
でも、UFO captureは夜にならないと修正出来ないし、
すでにUFO captureで解析されている訳で
UFO Analyzerでなんとかしないといけないです。
s-maskのズレを感じたら
Mask Editor → auto → smask → saveN
これを read Dir で読み込んだ全部の画像に対して行う。
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と言ってもボランティアです。
クラウドで投資しているので招待状が来てましたので
本当はお客さんなのですが、
問答もなく流れるように28cmに配置されました。
First Lightは7月14日でした。奇跡的?かろうじて晴れ間がありました。
35cmの調整中です、先生は背が高いので望遠鏡が大きく見えませんが
実際はデッカイです。
観望会は19時スタートで、この写真の頃は開始まで30分以下でした。
ファインダーもピントもぜんぜん合ってなくて
私が引き継いだのは15分前。
景色でピントとファインダーを大まかに合わせて
星も見えないのに2スターアライメントをして(ハンドコントローラの操作はセレストロンなので経験あり)
金星にGOTOしたらちゃんと導入出来ていて
ギリギリで観望会に間に合いました。
観望会が始まると、私はずっと28cmのオペレーターで35cmはファインダー調整中に金星を見ただけだった。
で、この28cmはゴチャゴチャした屋上の東の外れにあって
観望会終わり頃に高度4~5度の火星が、唯一、この望遠鏡で見れました。
火星
でかいです。ものすごく赤いでした。
アクアマリン一家もお客さんとして来てました。
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/ugem-1.html
これの続きです。
>念のため、配布されたvarlist.csvで座標が空欄の所を
これを置いてなかったです。
これです
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これを使うとASCOMがCOM portになってコマンドを送受信できる
らしい
https://www.hw-group.com/software/hw-vsp3-virtual-serial-port
ここ。
ASCOMのIPアドレスとPort番号は
EQMODの場合、
127.0.0.1 port 999
みたい。
こいつは良い事を知った!
が、
コマンドが分からない。。
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/viliv-n5-cd06.html
これの続きです。
>もー、起動どころか
>BIOSにも入れなくなりました
あきらめずに
色々と試して
インストールの過程で 2000サーバー が必要となり
2000とXPの両方が入りました。
ただ、ワケアリで
SP1をバージョンアップ出来ず、、
インストール出来ないソフトが多数発生!
まぁ、いいや
CCDやDSLRの観測用 と プレゼンとか に使おう
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/tv-e996.html
これの続きです。
なかなか写らないものの
なかでも明るく映った例は、
2018/05/23 02:28:40 がありまして、
AVIで撮影して、流星スペクトルが写っているフレームを取り出して比較明合成しました。
これをRSpecで
輝線と輝線らしきものが4本写っています。
しかし
波長がわからない。。。
でも、これじゃー
ねーー
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/ugem-2.html
これの続きです。
>変光星リスト(varlist.csv)を自分用に作り直さないといけない
結局、作りしました。
念のため、配布されたvarlist.csvで座標が空欄の所を「データをドラック&ドロップして移動」も作りました。自分が作ったのがダメだったら、これを使います。
EOS Kis に 105mmレンズ って単焦点で食連星観測用で
写っている明るい変光星も測定する用で作ったつもり、
でも、明るい変光星だけにしたので
標準レンズの固定撮影も、この varlist.csv で大丈夫かな。と思ってます。
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/gmaillogin-fa60.html
これの続きです。
2017年9月に壊してしまって
捨てようかと思ってましたが、
なんとか XP が、入りました!
が
サーバーが止まっていて30日以内のアクティベーションが出来ない
困りました。
仕方がないので
ライセンス認証(アクチベーション)回避ツール
http://hiroji.bglb.jp/win9/win11.html
ここにあった SAD を実行してみた。
もー、起動どころか
BIOSにも入れなくなりました
SADです。
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/ugem.html#comment-117087136
これの続きです。
コメントを頂きました。ありがとうございます。
>データをドラック&ドロップして移動すれば良いです
空欄の場合、右側のを移動させる訳ですね。なるほど。
>ピクセル上限値の数値ですが、DSLRのG画像でしたら29,000が推奨値
カメラはEOS Kiss digitalでRAW画像のGプレインをFitsにすると
飽和している星のカウント値は
SIで作成 60771
raw2fitsで作成 7822
irisで作成 4225
私はirisを使っているので、ここは4000のままで試してみよう。
>画像の名前に変光星名が必要です。多分CASRZみたいな名前で
お!画像ファイル名は座標じゃないみたい?
もっと、マニアルを読まないと。。
なっ、なるほど
座標じゃ無いんですね
CASRZ-xxxxxx.fit
ですね。
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/2-2928.html
これの続きです。
なっかなか写らないです。
7/8 20:10:40の0等より少し明るい流星のスペクトルです。
AVIで撮って比較明合成するのですが、
何にも写りません。
これは、最もコントラストのあるフレームです。
ノイズレベルとあまり変わらないです。
これじゃー解析なんて無理で
レプリカではまともな観測は出来そうにない感じです。
デジカメにブレーズド回折格子を付けた方が
観測日数が少ないのに検出数が多いです。
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-39d0.html
これの続きです。
ちゃんとマニアルを読んでないけど
食連星を観測している私は
変光星リスト(varlist.csv)を自分用に作り直さないといけない感じです。ちょっと大変。
あと、
ファイル名が座標のところ、大雑把でいいのかな?
なんとなく撮影した画像が、たくさんあると写っている画像の座標を調べるところが難しいかなー
まぁ、実際に使って見ないと、どこがたいへんなのか、本当のところは未知数なので、まだまだ感想を言うのは早いです。
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/v888-mon-87e2-2.html
これの続きです。
今までのものをひとつにまとめました。
口頭での説明は「第08回 連星勉強会」で行います。
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/08-2012.html
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いよいよ火星の大接近です!
平塚市博物館では火星観望会が5回も!
7/31(火)
8/ 3(金)
8/10(金)
8/17(金)
9/ 7(金)
20時 からです。9月は19時から。
私は全ての観望会に手伝いに行きます。
なので、自分が火星観測出来なくなりそう
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Paypalだけじゃなく
https://store.fieldtestedsystems.com/collections/astronomical-spectroscopy
クレジットカードでも買えるようになってるみたい
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/15mst-402-34b-1.html
これの続きです。
色が違うので単純ではありませんが、11等以下は90秒では足らないです。
120秒とかにしてしまうと時間分解能が低くなり過ぎそうです。
やってみる、か、BかVをあきらめるか。。
15cmは20cmより光量が厳しいです。
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先月は 4夜 / 5星 / 993 測光 で、極小観測数は 3個 でした。
先月は連星勉強会の教室が取れなくて
流れるかなーと思ったけど明治の教室が予約できて
予定通り実施出来ました。
この件で、自動WDコード解析の細かな不具合が修正出来て
分離型は完全なものになりました。
接触系の自動WDコード解析は何度も使っていて不具合も無いので
半分離が未確認に格付けされました。
あとは、依然として流星比率が増えていて
流星物理セミナーにも行って、発表までして、懇親会にも行ってきました!
日曜の飲み会は疲れます。
先月は2回もホームページを更新しました。
流星解析のメモをブログに書くたびに検索がしやすくなるようにホームページにリンク集みたいな更新をしています。
あとは、15LにST-402を付けて平日はこれで測光観測するために
ATIK-490EXと同焦点にする事が出来ました。
これで平日の測光観測の作業を簡便化して観測数を増やしたい。のと、
週末はST-402を20cmに戻して測光観測して、15LにATIK-490EXを付けて、ずっとやりたいと思っていた
接触系の低分散を始めたいです。
サブクラス別の分光型を決定する仕事をしたいと
ずっと思っていました。
あと、Beでも遊びたい。
それから
UGEMを頂けたので
どこかで時間を作って使い方を勉強しないと。
でも、今月・来月は「火星の大接近」でボランティアがたっくさんあります。
あっ!
お金がなくて変光星観測者会議に行けなかったと言う事件がありました。来年はどこだろう?
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/71-3899.html
これの続きです。
行ってきました。
自分は次回かなと感じました。が、やりました。
皆さん、PCは使わないです。
ホワイトボードを使った人は2名
概ね、皆さん、前に立って、レジュメ数ページを配布して読む。
今回は懇親会も行きました。8名。少ないですよね。皆さん、行かないんだそうです。主催者も来ないそうです。
で、渋谷は居酒屋もお洒落っぽく作ってありました。
最後に、パナソニックのすんごい高いカメラで撮った
輻射点
こぐま座流星群
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月惑星研究会のMLで教えてもらいました。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/112100446/?P=1
「観測・探査の進歩とともに、未知の地形があからさまに」という副題です。
まさに、そんな感じです。
昔の火星図も魅力的です。
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-39d0.html
これの続きです。
ダウンロードできる配布が行われました!ありがたい事です。
で
土曜日にダウンロードしました。
U4が解凍出来ないPCがあるって事でした。
私のPCもなっかなか解凍出来ませんでした。
解凍は出来ましたが、元のZIPファイルより小さい??
私はUCACを使うような暗い星は観測しないので
無くても良いのですが
無いとだめなのかな?
まずは、マニアル読み、からだ
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VSOLJニュース(351)
櫻井さんがたて座に新星を発見
著者:前原裕之(京都大学)
天の川の中に見える星座の1つでいて座やわし座、へび座に囲まれた比較的小さな星座のたて座の中に新星が発見されました。新星を発見したのは茨城県水戸市の櫻井幸夫(さくらいゆきお)さんです。櫻井さんは6月29.5768日(世界時; 以下同様)に焦点距離180mmのレンズとデジタルカメラを用いて撮影した画像から10.3等級の新天体を発見しました。6月23日に櫻井さんが撮影した画像にはこの天体は写っておらず、この1週間ほどの間に明るくなった天体であることが分かりました。発見を受けて清田さんや吉本さん、野口さん他によって行なわれた観測によると、この天体の正確な位置は
赤経:18時29分22.93秒
赤緯:-14度30分43.9秒 (2000.0年分点)
です。これは、昨年発見され8等台まで明るくなった新星たて座V612(=ASASSN-17hx; vsolj-news 333)のすぐ近くです。
この天体の分光観測は6月30日に天体のスペクトル観測を精力的に行なっているヨーロッパを中心としたアマチュアの観測者を含むグループによって行なわれ、P Cygプロファイルを持つHαや一階電離した鉄の輝線の他、青方偏移したHβ、ナトリウム、マグネシウムなどの吸収線がみられることが分かりました。これらのスペクトルの特徴から、この天体が古典新星であることが判明しました。その後の観測によると、この天体は7月1日には10.6-10.8等ほど、2日には11.2-11.4等ほどと、発見時よりも暗くなったことが報告されました。今後の明るさやスペクトルの変化が注目されます。
2018年7月3日
参考文献
CBET 4530: NOVA SCUTI 2018 = TCP J18292290-1430460
Garde, O., & Sollecchia, U., ATel #11802
新星の画像
・吉本さん
http://orange.zero.jp/k-yoshimoto/TCP-J18292290-1430460_0630.jpg
新星のスペクトル
・ARAS
http://www.astrosurf.com/aras/Aras_DataBase/Novae/2018_NovaSct2018.htm
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/15mst-402-34b7.html
これの続きです。
ちゃんと通電出来てUSBの認識も出来ました。
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/15mst-402-34b-1.html
ここで買ったヘリコイドも焦点があいます。
ATIK-490EXと同焦点になりました。
で、
望遠鏡はF4なんですが、
20cmはF3.3で、もっと酷いです。
たった8枚で作ったFlatは
補正して、
まぁー、いい方ですかね。
ピンボケにしたので飽和は無いですが
ニュートンなのでドーナツです。
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/v888-mon-c0c6-1.html
これの続きです。
今までのものをひとつにまとめました。
口頭での説明は「第08回 連星勉強会」で行います。
http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/08-2012.html
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VSOLJニュース(350)
大規模な可視光変動を示すX線連星ASASSN-18ey(MAXI J1820+070)
著者:磯貝桂介(京都大学)
2018年3月11日、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に搭載された全天X線監視装置MAXIが、X線で徐々に増光する天体を見つけました。可視光やX線を使った追観測によれば、この天体の正体はブラックホールを主星に持つX線連星である可能性が高いとのことです。増光から3ヶ月以上たった現在、このX線連星が可視光で大規模な変動を示しています。
X線連星とは、その名の通りX線で明るくなる連星のことです。突発的に明るくなるためX線「新星」とも呼ばれていますが、いわゆる新星爆発とは別の現象です。主星はブラックホールや中性子星のような非常に重たい星で、伴星は通常の恒星です。連星間距離が十分小さいため、伴星表面のガスが主星へと流れ込み、降着円盤を形成します。降着円盤にガスが十分蓄積されると、円盤不安定性によって円盤は突然明るくなり、大量のガスが主星へと落ちていきます。ししおどしに例えられるこの理論によって、円盤は明るい状態と暗い状態を遷移します。基本的には矮新星(白色矮星を主星に持つ連星)のアウトバーストと同様ですが、X線連星の方が主星が重いため、解放する重力エネルギーも大きく、X線で明るく輝きます。しかし、アウトバーストの詳細な振る舞いについては未だに謎多き天体です。例えば、2015年にアウトバーストを起こしたX線連星、はくちょう座V404星の観測では、未知の円盤不安定性の存在が示唆されました。
今回増光した天体は、発見したX線観測装置MAXIの名前を取ってMAXI J1820+070と名付けられました。しかし、X線で明るくなる5日前には既に可視光で明るくなっていたことが分かりました。そのため、一番最初に増光を捕らえていたサーベイプロジェクトASAS-SNが付けた名前、ASASSN-18eyで呼ぶ研究者もいます(本稿ではこちらの名前を使用します)。X線と可視光での増光のタイムラグは、増光が円盤外側から始まったことを示唆しています。X線は、重力ポテンシャルが深い(=ブラックホールに近い)円盤内側で生成されるため、このような差が生まれたと考えられます。
アウトバーストを起こす前のASASSN-18eyは、可視光で19.4等(g等級)の暗い天体でしたが、増光開始から20日ほど経った3月24日には11.7等(V等級)まで増光しました。これは、これまでアウトバーストを起こしたX線連星の中で5番目に明るい数字です。明るいということは、より詳細な観測が可能ということを意味するため、世界中から注目が集まりました。その後、ASASSN-18eyは大規模な変動を見せることなくゆっくりと減光していきましたが、5月下旬から次第に小さな可視光変動を見せ始めました。その変動は徐々に大きくなり、6月4日には周期17時間、振幅0.3等のはっきりとした振動になりました。
この可視光変動の正体は、今のところ「スーパーハンプ」だと考えられています。スーパーハンプとは、降着円盤が伴星の重力に振り回され、楕円変形することで発生する光度変動です。周期は連星の軌道周期より少し長い程度です。矮新星ではよく知られた現象で、一部のX線連星でも同様の現象が観測されています。スーパーハンプが発生すると、一時的に天体の平均光度が上昇することが知られています。今回の天体でも、実際に光度の上昇が確認されたため、この変動がスーパーハンプであると解釈されました。
しかし、これまでのX線連星のスーパーハンプとは大きく異なる点があります。それは変動の大きさです。これまでX線連星で観測されてきたスーパーハンプは、振幅が0.1~0.2等程度でした。対して、ASASSN-18eyのスーパーハンプの振幅は、6月29日時点で、最大0.7等にまで成長しました。「等」で聞いてもピンとこないかもしれませんが、0.2等とは1.2倍、0.7等とは1.9倍の増光を意味します。これは、あまりに大きな差です。なぜ、これほど大きなスーパーハンプが観測されているのか、理由は不明です。もちろん、スーパーハンプとは全く別の現象である可能性もあります。いずれにせよ、この大規模な変動現象の詳細な観測は、ブラックホール周辺での物理現象の解明に繋がることでしょう。
6月29日時点で、このX線連星は13.4~12.7等(V等級)の間を大きく振動しています。これは20cm程度の望遠鏡であれば眼視観測が可能な数字です。是非この機会に、ブラックホール周辺での大規模変動を目撃しておきたいところです。
今回紹介した天体の座標は以下の通りです。
赤経 18時20分21.9秒
赤緯 +07度11分07.3秒 (2000.0年分点)
2018年5月22日
参考文献
Shappee et al. (2014), ASAS-SN transients
Kawamuro et al. (2018), Atel #11399
Denisenko. (2018), Atel #11400
Baglio et al. (2018), Atel #11418
Uttley et al. (2018), Atel #11423
Sako et al. (2018), Atel #11426
Patterson et al. (2018), Atel #11756
vsnet-alert 21991, 21994, 22254, 22264, 22268
Ichikawa et al. (1994), ApJ, 453, 748-755
大島誠人, VSOLJ news 320
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http://binary.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/15mst-402-34b-1.html
これの続きです。
ATIK-490EXを接続しているケーブルにST-402を接続するので
まず、電源は同じ規格なので、たださすだけです。
USBは490EXがminiBで402がBなので miniB→B変換 が必要です。
それを買って
認識しません!
その夜は色々と配線を変えてみましたが
ぜんぜんダメで観測は出来ませんでした。
別な日に
日没前に調査すると
電源がちゃんと供給されていないようです。
で、
このDCジャック
ユルユルで
でも、
真ん中の電極をちょっと弄れば接触は良くなるので
やってみたら
案の定
直りました。
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