まず、「夜空の連続撮影」と空き地でのEOS Kiss digitalによる観測です。
2010/11/1,2 変光星観測報告 by Nga
---- Variable Star Observations ----
AURepsilon 20101101290433 3.76cG Nga
CETomicron 20101101212237 3.06cG Nga
ORIeta 20101101245935 3.26cG Nga
ORIeta 20101102244957 3.26cG Nga
PERbeta 20101101290659 2.96cG Nga
----------------------------------------------
観測は順に星名 , JST(hhmmss), 光度, 観測者略号
total: 2夜 / 4星 / 5測光
observer: K.Nagai (Kanagawa,Japan)
Instruments: Canon EOS Kiss Digital, f=28(F4), ISO 800, 30sec exp.
comment:
measured from G-channel images
magnitude references: Tycho-2 V magnitude
11/2は結構曇っていてeta Oriしか測光出来ませんでした。
あと、f=28mmでU Monが写っていない確認してみました。
写ってました!
かなり暗いです。7.0より暗く写っています。
星が密集してしまったのと暗すぎるのとで測光はあきらめました。
この11/1の撮影を動画にしました。月が昇った所で終わってます。
http://eclipsingbinary.web.fc2.com/
YouTubeへのUp方法とか知らない(と言うか知らなくて良い)ので自分のホームページに置きました。このページの下の方です。見えるかな~
急に話は変わって、デジカメ画像をステライメージで測光しています。
星が見にくいと表示の明るさを変えたりします。
ヒストグラムをいじっています。
他に、飽和しているかどうかもステライメージで分かります。
この星は上部がペッタンコで、どえらい飽和状態です。
と思ってしまいますが、
なんと、ヒストグラムの調整によって飽和しなかったりします。
要は画面に表示されている状態を3Dグラフにしています!
では飽和状態をステライメージで知るにはどうしたらよいのでしょう?
私には、今のところ、わかりません。他のソフトで確認するようになります。不便です。
次に気になるのは、ヒストグラムの調整で測光結果も変わってしまうの?です。
こんな表示状態でeta Oriの比較星を測光しました。
比較星 自動調整 最大値小 最小値小
------------------------------------
1.64 -17.203 -17.203 -17.203
4.20 -14.612 -14.612 -14.612
4.46 -14.160 -14.160 -14.145
3.71 -15.220 -15.202 -15.220
2.78 -15.904 -15.904 -15.904
3.59 -15.162 -15.162 -15.162
4.13 -14.365 -14.365 -14.365
2.07 -16.641 -16.462 -16.643
1.74 -17.025 -17.025 -17.025
微妙に違うところもあります。クリックする場所でも間違えたか?それとも転記ミスか?
それにしても同じ値が測定されると思って良さそうです。
またまた、話は変わって
次は、10cmで測光した結果です。
これはASAS010327-1210.4と言う連星で、初観測になります。
明るくても10cmだと、この程度のS/Nを持ってしまいます。
これはVV Cetです。自分的には一年ぶり8回目の観測です。
VSOLJでも観測は多いのですが、まだ、光度曲線の全体が見えていません。
これは自分の観測だけで描いた光度曲線です。Ic bandでの観測は初めてでした。