2010年、変光星観測者会議
2010年6月12~13日、京都の花山天文台で変光星観測者会議が開催されました。
京都は駅前に京都タワーと言う目立つ建物があります。かなり離れた場所でもタワーが見えますので駅の方向や距離がよくわかります。
こちらは会議前にちょっとだけ観光をして清水寺へ行った時の写真です。
45cm屈折のドームと望遠鏡です。なかなか操作が大変そうな望遠鏡です。かなり古い物です。
右が45cmのドームで、ここの一階図書室で観測者会議がありました。
左は18cm屈折のドームです。
18cmにはHαの干渉フィルタとCCDカメラが付いています。1910年の望遠鏡だそうですが現役です。エンコーダが追加されて自動導入ではありませんがPC制御はされるそうです。
また、太陽投影板で黒点スケッチもしているそうです。
外へ出て下って行くと「太陽館」と言う建物があります。この建物全体が太陽分光望遠鏡になっています。
写真はシーロスタットの部分です。左手前が40cmの放物面鏡です。
で、この白い部分に太陽像が結像され、中央の黒い所がスリットです。スリットを通った光はまっすぐ進んで奥の部屋へ入ります。
写真中央の壁から光が入ってきます。その光は直進し壁側にある鏡で反射され写真中央のグレーティングにぶつかります。
これが壁のコリメータや結像鏡です。部屋全体が分光器なんです。
コリメータに写った私です。今回、70枚以上の写真を撮りましたが、自分が写っているのは、この一枚だけです。
これが太陽の分光写真です。太陽館に展示してありますが飛騨の撮影だそうです。
以下は、観測者会議の写真です。
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